とりあえず毎日毎日生きている。これといったいいこともなく、ただぼんやりと、もやもや生きている。おそらくほとんどの人がそうなのではないかと思うが、私もそうである。何となく、流しながら生きている。
おそらく平時における人生というのはそういうもので、それは望ましいことなのだと思う。なぜなら、あまりにも変動が頻繁に起こる世界というのは生きづらいからだ。だから私たちは、未来についてはその傾向をはかなく予想することしかできないのだと思う。
激変が時折起こりつつ、日々何かしらの出来事が起きつつ、また長い目で見ればゆっくりと世界は進行している。何かいいことがあることを祈りつつ、私たちは生きていかなければならない。