きまぐれ

いろいろ書きます

2019-01-01から1年間の記事一覧

明け方

カーテンを閉めると、何となく今は明け方の感じである。弱く雨が降っている。鳥がちょぼちょぼ歩いているのが聞こえてきそうである。 しかし本当は真夜中という、不思議な時間を過ごしている。

リアル書店

本屋に行ったら良い本が見つかった。やはりリアル書店は重要だ。しっかり見てからでなければ、どういう本なのか分からないからだ。書店に行くと、一度ざっと読むということの重要性が分かったり、新たな良い本の発見があったりする。素晴らしいものだ。 この…

曖昧

不安定な社会の中で生きているわけだが、その中で前に進むのは難しい。そもそも、前に進むというのがどういうものなのか、きちんと定義するのが難しい。そういった状況の中で私達は生きている。 だから本質的に、この世界で生きるということは曖昧なことなの…

映画を見るという幸せ

幸せとは何のことだろうか。こんなに捉え所がないものは珍しい。何が幸せなのか、それを捉えるのは難しい。 しかし素晴らしい映画を見ることは結構幸せなことである。アメリカの女性最高裁判事ギンズバーグの映画を見たが、なかなか良かった。社会を良い方向…

コモディティ

最も必要なのはコモディティである。それは、多くの人々が安価に使えるものである。ロックフェラーが言ったように、薄利多売が正しい。人々を豊かにすること。まずモノ、つぎにサービスを与えること。これが大切なことなのである。 衣食住、その他必要なもの…

ジャズ

ラジオからジャズが流れている。何も考えずに聞き流している。この状態は結構心地いい。しばらく俗世を離れて何も考えない世界に行く。この時間はなかなか大事である。思考過剰な世界に生きていると、この無思考な時間の重要性を強く感じる。 もう少し人々は…

温泉

温泉旅館というものにあまり行ったことがないのだが、もし行けばゆったりと休息できるかもしれない。 普通に世の中を生きているとだいぶしんどい。嫌な事は色々起こる。良い事はめったにない。 少し俗世を離れて、ゆっくり温泉に浸かるのもいいかもしれない。

空っぽ

ラジオを聞いていると、結局私の頭の中はカラッぽなのだということが分かる。特別なことは考えていない。ただ世界の中にぼんやりいる、という感じである。 特別な事を考えているわけではなく、普通の人間なのだ。おそらく誰しもが普通の人間なのだと思う。一…

生きる

なぜ私は生きているのか。生きるとはどういうことか。 イエスのような苦しみを受けているわけではないが、生きることは大変つらいことでもある。 このつらさをどうエネルギーに転換するかが腕の見せ所である。 生きるということは、後ろを見ることがあっても…

面白い

この怠惰な時間をいかにして変えれば良いだろうか。 面白いことはありふれた時間の中に少しだけ存在するものだと思うが、なかなかそれを明確に捉えることはできない。また、何かしようとすれば金がかかるし、何もしなければつまらない。 そんな中で、私は面…

本を読む

経済や歴史は学んでおいた方が良いかもしれない。しかし、急ぎすぎないことだ。 急ぎすぎると消化不良を起こし、最後まで読めずに放り投げてしまう。それは金の無駄である。金を出して買う限りは、きちんと消化しなければならない。 ゆっくり、着実に記憶に…

普通

長い目で見れば、このくらいの生活が私には見合っているのかもしれない。贅沢でもなく、かつ貧乏でもなく、普通という生活が。 もしすごい金持ちなどになってしまったら、私はおそらく傲慢になったり高慢になったりして堕落するだろう。私はこの生活で十分で…

モヤモヤ

何だか毎日モヤモヤしながら生きている。特にやりたいこともない、欲しいものもない。何となく虚無になりたいと思いながら生きている。 こんな毎日に耐えて私達は生き、死んでいくのだろうか。だとしたら、何と人生とはつまらないものだろう。 何かの召命を…

凡庸

毎日流されながら生きている。 特別欲しいものがあるわけではなく、単純に、特に考えることもなく生きている。何か特別な才能を持ち合わせているわけでもない自分が、何となく生き延びている。 これで良いのだろうか。もやもやはあるが、おそらくこんなもの…

睡眠不足

平日は睡眠不足になりがちだ。 YouTubeを見たり、本を読んだりしているとすぐに時間が経ってしまう。だから、金曜日になると、夕飯を食べた後すぐ寝てしまう。そして今くらいに起きてしまうのである。 少しウイスキーを飲みながら本を読んでいたが、それを飲…

歴史

歴史を学ぶと、実に興味深いことがわかる。 人間の条件に直立二足歩行をもってきているのが、まず興味深い。これが猿と人間を分けるポイントらしい。なるほどなあと思いつつ、また歳を取るにつれてそれがままならなくなっていくことにも感慨をおぼえる。 そ…

自由

自由をつかむということは、責任を負うということだ。 それは現代社会の条件であって、否応なく、この条件を飲まなければならない。これはイデオロギーである。だから、この時代に生きるからには逃れることができない。 この自由に耐えて、私達は生きていか…

選択

何かを選ぶとは、何かを捨てることだ。この万年筆を使うということは、他の万年筆は使わないということだ。 だからどうしたわけではない。ただ人間は知らぬ間に選択をしながら生きているということを言いたかったのだ。 誰のために? 誰のためでもない。とい…

どうせ私は死ぬのである。どうせ死ぬのであれば、案外なんでもできる気がする。 私に最も合ったことに打ち込もう。 そうでなければ、人生もったいない。

睡眠

睡眠を取れば少しマシになるかもしれない。先が見えない時は眠るのがいい。 眠りは意識の世界を一旦停止させる。要するに、無意識の世界に入っていくわけである。それは大事なことであり、私の片割れの世界に入っていくことでもある。もしかしたら、そこから…

生きるすべ

インターネットで人は救われるのだろうか。 一体誰が私を助けてくれるのだろうか。そんな人は一人もいないのである。 ただ働き、ただ稼ぐ。それしか私が生きるすべはないのだ。

むなしさ

人を愛するとはどういうことか。愛とは何か。 結局、私はつかむことができない愛を求めている気がする。人は労働して金を稼いで、余暇を持つことで生きているわけだが、一体私達は何のために生きているのだろうか。人を愛するためだろうか——といっても、そう…

言葉

人間は普通、言葉で語らなければならない。おそらくそれは十分ではないが、人間が持つ最も豊かな表現ツールになりうるものではないかと思う。 言葉で全てを伝えられるわけではないが、言葉で伝えられることは多い。それによって人を喜ばせたり、あるいは傷つ…

普通に生きる

私達は普通に生きるだけでも、だいぶ疲弊してしまう。それは労働者だから仕方ないことだ。何とか生きるすべを見つけて生きなければならない。 とはいえ、ただ働いていたら私達は摩耗してしまって、楽しみを得るどころではなくなってしまう。 私達は真の目的…

幸福

葉山嘉樹を読んでいた。幸福とは何だろうと思ってしまった。 幸せなんて、この世にはないのではないかと思えてくる。こういう文学を読んでいると、あまりにも悲しくなってくるのだ。なぜならこの世界から抜け出すことはできないから。 生きて、なんとか良く…

Mr. children

Mr. children 1992-1995を借りてきた。良かった。私はあまりミスチルを聴いてこなかったのだけれど、ミスチル好きの友人がいて、聴いたらなかなか良かったのだ。 しかしミスチルに限らず全体として、私が好きな曲はほとんど90年代で止まってしまっている。前…

休日

日々の疲れがたまってしまい、今日は休暇を取った。 休日2日制だと、どうも疲労がゆっくりと蓄積されてしまう。つまり、完全には疲労が取れないのだ。だからたまに、こういうふうに休まなければならない。 あと、隣の席のオヤジが風邪を引いているというのも…

生と死

生きることと死んでいること、何が違うか。 生きている間は楽しめるということである。つまり、楽しみを見つけられるということである。楽しい時間を過ごすことができるというのは、生きている間の、もしかしたら最大の利点である。 何か楽しみを見つけよう…

何かを感じながら、考えながら生きる

悲しき熱帯を読んでいるのだが、本当にこの著者は何かを感じ、あるいは考えながら生きたのだということがわかる。それらが文字となったのが、まさにこの本である。 事実に基づく小説的な本という感じで、なかなか面白い。

レヴィ=ストロース

悲しき熱帯を読んでいる。構造主義の本ということで難しそうな印象を与えているが、実際には随筆に近く、読みやすい。 これを読んでいてふと思ったのは、構造主義というのは、西洋が上、他は下、というのではなく、それぞれの地域の文化を、自分が感じたあり…