さかなノート

いろいろ

音楽

音楽を聴くうえで、一つの要素に音色がある。音が深いか浅いか、というかまあそんなところだ。それはおそらくわりと重要なことなのではないかと思う。

音楽には職人芸みたいなところがあって、頭で理解することと少し離れたものである。それは捉えるのが難しく、ただ目の前にある。どういうわけか提示されてしまうものである。これがそれである、といったものである。そういうものが私は好きだ。

昔、私も音楽を少しやっていた。結局センスに限りがあり、大成することはなかったが、それなりに重要な経験になったと思う。他者との交わりだったり、「気」のようなものなど、それからよく分からない不思議なタイミングーー全員の感覚がなぜかピッタリと合う時ーーが存在することも分かった。これは実際にやってみなければ分からないことである。体験することによって得られるものは、頭で理解するものと質的に異なる。この一つの命題でさえ、実際にやってみないことには、おそらく分からない。

週末まであと2日。なんとか乗り切るしかない。