生きるというのはどういうことなのだろうか。
毎日仕事をして、つまらない生活をして生きている。
慰みものといえば、本を読むことくらいである。
それくらいしか愉しいものもない。
労働者は金持ちになることがない。
だから、愉しいことばかりして生きるということができない。
毎日、食べていくための金を稼いで、ほんの少し慰みものを享受し、それで終わりである。
ほとんどの人間は労働者であるから、そういう生活をしているわけである。
まあ生きるなんてそういうものではある。
しかし、それでもわりと愉しく生きることはできるのではないか。
その解答を日々出しながら生きていくほかないのだろうと思う。