さかなノート

いろいろ

飽きる

人間は飽きる。

いくらベートーベンやモーツァルトの名曲といえど、飽きる。何回か聴くと、もうどうでもよくなる。どんな美味しい料理でも、どんな素晴らしい絵画や車や文房具やバッグでも、何でも結局は飽きてしまうのだ。

だから、新しいものが必要なのだ。それが他人にはガラクタに見えようが、逸品だと賞賛されようが、そんなことはあまり関係なく、新しいものが生まれてくる必要がある。というか、そこに需要が生まれてしまう。

そういうわけなので、あまり金もなく、また何かを見せびらかすのも反感を招くだけなので、私は古い物を長く使いたいと思う。